大阪・吹田のピアノ教室、たかはしピアノ教室です。
今回は、教室でも時々登場する、ピアノ以外の楽器をご紹介したいと思います!
レッスンではピアノと合奏してみたり、楽器紹介をしながら触れてもらったりと、合間時間に時々取り入れる事があります。
また、体験レッスン時も、ピアノだけでなく他の楽器にも触れてもらう時間を作っています。
さて、全部一気に書くとかなりボリューミーになってしまうので、何回かに分けてご紹介しますね。
第1回目の今回は、手や棒で叩いて音を鳴らす打楽器類から♪
百聞一見にしかずなので、教室でご用意している楽器の写真を見ながら、
そしてせっかくなので、それぞれの楽器の特徴をご説明し、楽器のプチお勉強会♪をしたいと思います^^
右上:タンバリン
左上:ミニシンバル
中央:ウッドブロック
右下:トライアングル
左下:カスタネット
★タンバリン(タンブリン):木製の枠に片面のみ牛の皮を使用しています。その周囲にジングルスという金属の小さなシンバルが一対づつ付いている物もあります。鼓面を指先や手のひらで打ったり、ジングルスだけを鳴らしたりと、たくさん奏法があります。古代メソポタミアが起源と言われている膜鳴楽器です。
★ミニシンバル:写真は小さなミニシンバルで可愛らしいですが、実際のシンバルはかなり大きく迫力のある楽器です。オーケストラの中でもクライマックスの場面に出てくることが多くダイナミックな音が出ます。
金属製の体鳴楽器で、歴史は古く、紀元前1100年以後のヘブライ人が用いました。
演奏する時は、2枚のシンバルをすり合わせたり、打ち合わせたりして音を出します。全体が振動体になっているので、手や指が触れないように持ちます。1枚だけをスタンドにしてバチで打つ奏法もあります。
★ウッドブロック:木でできている体鳴楽器です。東洋に起源をもっているもので、ジャズ楽器に使われたのが始まりです。片手で楽器を持ち、反対側の手でスティックを持って打って音を鳴らします。大太鼓のわくにつけて演奏する場合もあります。軽快で明るい音がするので、教室では「お馬の親子」の合奏などで使いました!パッカパッカと馬の足音のように聞こえて、子どもの生徒は大喜びでした^^
★トライアングル:三角の形をしているお馴染みの楽器、金属の棒のばちは「ビーター」と呼ばれ、打つ位置によって音色を変化させることができます。指で楽器の一部に触れて振動を止めることで音が止まるのもこの楽器の面白い特徴ですよね。奏法は正式には3種類あります。①底辺を打つ奏法 ②繋がっている内角でビーターを振るトレモロ奏法 ③左手で押さえてから打ったりするコペルト奏法 というものがあります。歴史は古く、15世紀頃からヨーロッパで使われており、鋼鉄で作られている体鳴楽器です。
★カスタネット:幼稚園などでもよく使用されるポピュラーな楽器です。人差し指にゴムの輪をはめ、手のひらに乗せて打ちます。打つときは手首の力を抜き、指を軽く曲げ、指先ではね返すように打ちます。材質は、堅い木、象牙、金属、プラスティックの物など様々です。実は古い歴史をもっており、エジプトが起源でスペインで発達した体鳴楽器です。
こうして改めて取り上げてみると、楽器それぞれの個性や起源も様々で面白いですよね。
音を実際に鳴らしてみると、さらに魅力が伝わるかと思います!
また、生の楽器に触れることは、音感を向上させるとも言われています。
ぜひ機会があれば触れてみてくださいね^^
寒い日が続きますが、皆様どうぞご体調にはお気をつけてお過ごしくださいね。
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