先日、生徒の付き添いで、あるピアノコンクールの会場へと行ってきました。
今年はコロナ禍の中での開催のため、会場での開催があるのかどうかもギリギリまで検討されていたようで、主催側の方々も大変だったことと思います。消毒や人数制限などの対策をしながらの開催、ありがとうございます。
さて、予選とは言えども緊張感漂う会場内、出場者の子ども達もそわそわしています。
演奏後、やった!という顔をする子もいれば、止まってしまったりでがっくりと肩を落としている子もいます。どちらも、本っ当に良い経験。人前に出て演奏する、しかも採点されるって、作らなければ中々ない機会ですよね。これ、実は将来にとても役立つことだと思うんです。
ピアノ以外でもですが、人前で発表する機会を幼少期から持っていると、度胸がつき、大勢の前でも堂々とする力がついていきます。
私も子どもの頃、発表会や試験で人前で演奏する機会が頻繁にあったせいか、今でも大勢の前での発表やレッスン、舞台上などでも、比較的あまり緊張しません。
そして、本番で実力を出し切るのは、とても難しいことだと思います。
場数を踏んで舞台慣れすることはもちろんですが、私が講師目線で大切だと思うことは・・・
落ち着いて演奏するには周りを気にしすぎず集中すること
弾く前に頭の中でどう弾くかイメージを描くこと
そして、普段どれだけ練習しているか、弾きこんでいるか。練習は絶対に裏切らない、自信になってくれます。
練習嫌いな子は多いですし、もちろん私も好きではありませんでした(笑)
でも、黙々と練習する子は本当に伸びますよね。
練習やお勉強って楽しいばかりじゃない、しんどい、面倒くさい、ということの方が多かったりもするけれど、努力した後に初めて見える世界があると思います。
だからこそ、生徒と共に頑張って、全力で応援して、何かあった時は一緒に乗り越えていきたいなと思っています!
コンクールのために、沢山がんばったみんな、本当にお疲れ様でした^^
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